赤木Y&K設計室赤木Y&K設計室

 YUKOです。

常陽リビング社さんからの依頼で、
「リフォーム特集」の記事に協力させていただきました。

私が属している『高住会いばらき』のメンバー6人が
それぞれに考えていることを文章で提出。
それを編集の担当者がまとめて・・・
さらに、みんなで確認チェック&校正をさせていただきました。
見事にみんなの意見が取り入れられて
充実した内容になったと思います。

『高住会いばらき』は、NPO法人高齢社会の住まいをつくる会の
茨城在住のメンバーで構成、活動をしています。

平成25年8月31日(土)発行  常陽リビング  ↓

(以下、常陽リビング リフォーム特集から) 

知ってほしい!シニアリフォームについて。
「老後こそ楽しく暮らしたい!」

年を重ねると身体機能が低下して転びやすくなり、思わぬけがをして介護が必要になることがあります。そんな心配に備えて家の中をバリアフリー化するシニアリフォーム。気力、体力があるうちに取り組めば工事の手配や工事中の生活のストレスが減り、早くから快適な暮らしを楽しめます。

●暮らしやすい自分仕様の家に
使い慣れたキッチンやバスルーム、トイレなど水回りも年を取ると使いにくくなるものです。転倒を防ぐために段差を無くしたり手すりを付けるほか、出入り口や通路の幅を広げて引き戸にすれば歩きやすくなります。また、茨城県の「介護サービス利用者の家庭における安全に関するアンケート調査」(平成16年)によれば、「寝室からトイレに行こうとして転倒した」という回答が多いことから寝室の隣にトイレを配置するのも最善策です。

●住む人が生き生きする住まいに
高齢者の住まいというとユニバーサルデザインや動線、介護のしやすさなどが中心ですが、いつまでも生き生きと暮らしていくには地域とのつながりも重要です。住む人の心もバリアフリーになる住まいを目指しましょう。

●いつまでも快適に過ごすための”住”ポイント
○間取りの変更や生活動線、ドアの位置、収納の見直し、壁の下地に手すり用の補強材を入れる=身体の変化に対応
○玄関から道路までのアプローチは平らな舗装やスロープなど設置して移動しやすくする=外出が楽しくなる
○子ども部屋や使わなくなった部屋を再利用=趣味など生活を彩るスペースに
○人感センサーや電力センサーなど安全確認のための見守りシステムの活用=万一の事態に備える

●高齢化に対応するリフォームで活用できる制度
○介護保険の住宅改修制度
○所得税の控除
○固定資産税の減税
○住宅ローン減税

●介護保険の住宅改修制度について
原則65歳以上の人で要介護または要支援の認定を受けている人は①手すりの設置②段差の解消③扉の改修④和式から様式便器に交換⑤床材の変更について市町村に申請すると、総工事費20万円までに対し90%償還される。市町村に事前申請する際に専門家(ケアマネージャー、福祉住環境コーディネーターなど)の理由書が必要になる。

【取材協力】NPO法人高齢社会の住まいをつくる会(高住会)いばらき
メール: fwik2727@mb.infoweb.ne.jp

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