赤木裕子住宅設計室赤木裕子住宅設計室

【つくば市 Tさんのおうち】  (1994年4月完成)

家づくりマガジン 「ニューハウス」 Vol.41 No.474 (1995年3月) に掲載されました。

からだによい省エネ住宅
OMソーラーの熱効率を上げた シンプルなフォルムの家


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家族構成: 夫婦+子供1人
1階面積: 58.43㎡ (17.68坪)
2階面積: 59.25㎡ (17.92坪)
延床面積: 117.68㎡ (35.60坪)
工事費: 2448万円
構造: 木造2階建

階段室の曲線で外観を特徴づける

 旧商店街の南北に長い敷地で、かつては道路に面した北側で家具店を営み、
南側に住居を構えていたT家。
その店舗部分を壊して新築したのがこの若夫婦の住居、
そして旧住居は改装して親夫婦がそのまま住んでいます。

 それまでは東京で暮らし、お正月などに戻ってくるという生活をしていたTさん夫妻は、
寒い地域なのでとにかく暖かい家を希望。
最初からOMソーラーを使ってほしいということだったのです。
そのほかには、デザインとしてどこかに丸い部分を取り入れてほしいということ、
できるだけ物を置かずに、スッキリと生活したい、というような希望を挙げられたそうです。
それに対して、建主のライフスタイルを重視し、シンプルで、ゆとりと落ち着きのある空間を
目指して家がつくられました。

 まず、OMソーラーの熱効率をよくするためにシンプルな形にし、
建物全体をひとつの空間として暖めるようにしました。
その際、玄関ホールだけは独立させ、北国のように風除室的性格を求めるという
発想がなされています。
曲線のデザインは、階段室に取り入れられました。
階段室は道路に面した北側にありますので、建物の外観を奇抜にせずに、
うまく特徴づけています。
また、キッチンを中心として、家事動線に無駄がないように計画。
洗濯や炊事などの仕事が、建物1階の東半分で納まるようになっています。

 2階には、ホールに読書コーナーを設け、夫婦寝室にはウォークインクローゼットを
隣接させたり、子供室も将来平等に分割できる配慮がなされるなど、
住む人に優しい家ができました。

 

Tさんちの収納ポイント☆ …………・…………・…………・…………・…………・…………・

収納に、造作ならではの使い勝手を求めました。
 住まいにおける収納は、建築後の住まい方に大きく影響を及ぼします。
「収納をつくったけど、入れるものがなくて空いています」なんてことは、
聞いたことがありません。
大抵の場合、「これでもまだ収納場所が足りなくて・・・」ということがほとんどですから、
容量も(もちろん整理するということも)大切なポイントになりますが、使い勝手も重要です。
せっかく家をつくるのですから、この際、既製の家具にはない使い勝手を造作家具に
求めるのもおススメですし、「わが家」にピッタリの家具をつくることもできます。
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省エネ住宅の住み心地  …………・…………・…………・…………・…………・…………・

 このあたりは、冬季になると結構冷え込むことがわかっていましたので、
家を建てるときは、「暖かい家にしたい」というのが絶対的な条件でした。
それで、OMソーラーを使うことも、最初から予定に入っていました。
建設時のイニシャルコストは多少かかりますが、ランニングコストは安くすみますので
結果的には安上がりだと思いますし、地球にもやさしいシステムなので気に入っています。
もちろん、家中が暖かく、暖房器具を置く必要もないので室内がすっきりして広びろと使え、
小さい子供がいても心配いりません。
快適に生活しています。
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(以上、「ニューハウス」 からだに良い省エネ住宅 の記事より抜粋)

Keywords: 省エネ住宅 OMソーラー 収納 工夫 ポイント 造作収納 造作家具

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