(ぴっころニュース2007年4月号のバックナンバーです。)
古民家再生とバリアフリー
実家の土蔵が壊されたことを知ったときはかなりのショックでした。
しかし、住んでいる者にとっては維持費の問題など、それなりの理由があったのでしょう。
「築100年以上の古民家を建て替えたい!」という相談をいただいた時は、
迷わず再生することを提案しました。
現在の構造を生かしながら、使いやすく快適な平面プランを考えることには
自信がありました。
ところが、段差の問題、費用の問題については、どこまで要望にそえるか?
正直明快な回答ができず、老親が車椅子生活を余儀なくされたことがきっかけとなり、
「新築でバリアフリー住宅にしたい」との結論になりました。
古材を最大限利用することにして、環境に配慮し、
かつ暮らしやすい住まいづくりをしたいと考えています。
他・・・
・う・ふ・・ふべんも楽しい暮らし
・環境にやさしい行動
・土の感触
・漠然とした生活上の要望 (柏市 志賀様のご感想)