(ぴっころニュース2005年8月号のバックナンバーです。)
便利な家
農家住宅に育った私は、便利な家に憧れて住宅設計の道に入ったと言っても過言ではありません。
便利な家とは、合理的な動線・適材適所の収納スペース・最新の設備…
なにしろ押入れも少なく物があふれ、風呂は別棟で雨の日は湯上りに又足が汚れる…
ところが最近は、縁側での日向ぼっこ、開け放した座敷で蝉の声を聞きながら昼寝をしたこと…
など妙に懐かしく思い出されるのです。
新しく開発された設備機器も、本当に使いやすいものなのかどうか?疑問を持つことも多くなりました。
日本の気候風土を生かすと同時に、古来の暮らしや心も大切にしたいと考える今日この頃です。
他・・・
・田舎の家
・赤木式カウンセリングによるリフォーム<後編> (つくば市 大澤様のご感想)
・どうしちゃったの??
・メガネと私
・大事な場所を探して